卒業論文・修士論文題目公開

この度、当研究室で行われている研究の一例として、昨年度(2021年度)に提出された卒業論文及び修士論文の題目を公開いたします。
特に、当研究室への進学をお考えの学部生・大学院生の方は、進学後の研究計画の参考にしてくださればと思います。(勿論、以下に挙げられているものと異なる分野の研究でも問題はありません)

卒論

  • 先住民族の遺骨・副葬品をめぐる研究倫理

  • 自殺志願者に対する倫理的観点からの実践的説得

  • SNSにおける動画投稿の倫理 未成年を出演させることの倫理的問題を中心として――

  • 非同一性問題の再検討 危害の観点から――

  • ヘルスケアにおける自己責任

  • ベネターの反出生主義について

  • 学歴による能力評価の倫理的是非について

  • 新型出生前診断に関するフェミニスト倫理学の議論

  • J. ダナハーはロボットの道徳的地位を説得的に擁護できているか

  • <反婚>からの婚姻制度廃止論の展望

  • 屈辱性なき平等論は可能か アイリス・ヤングの批判理論的アプローチからの検討――

  • 客観的確率を用いて定式化される帰結主義の検討
  • 修論

  • 作為と許可の原理(The Doctrine of Doing and Allowing)に関する検討

  • ジョゼフ・バトラーにおける心理学的利己主義と仁愛について

  • ジョン・スチュアート・ミルの経験論と規範性 帰納の正当化の議論に即して――

  • 一回生向け系分属・研究室ガイダンスおよび二回生向け専修分属ガイダンスのお知らせ

    文学部では、一回生に向けた系分属・研究室ガイダンスと、二回生に向けた専修分属ガイダンスを行います。それに合わせ、当倫理学研究室でも、対面とオンラインの両方でガイダンスを行う予定です。志望先として哲学基礎文化学系を考えている一回生の方や、倫理学専修を考えている二回生の方は、お気軽にご参加ください。

    日時は以下の通りです。対面での参加の場合、場所は文学部校舎8階の倫理学研究室となります。オンライン参加の場合、zoomのURLがガイダンス前日にメールで送付されます。

    一回生向け研究室ガイダンス:

    令和3年9月24日

    ★対面での実施 <前半・後半グループに分けて実施(後半はオンラインと併用)>

    【前半】学生番号の下4桁が「0010」~「4560」に該当する文学部1回生

    前半1回目:10時00分~11時00分

    前半2回目:11時00分~12時00分

    【後半】学生番号の下4桁が「4570」~「9990」に該当する文学部1回生

    後半1回目:13時00分~14時00分

    後半2回目:14時00分~15時00分

    ★オンライン(Zoom)での実施<グループ分け無し(希望者全員)>

    1回目:13時00分~14時00分

    2回目:14時00分~15時00分

    二回生向け専修分属ガイダンス(倫理学研究室の情報のみ):

    令和3年9月29日 12時00分~13時00分

    対面・オンライン併用で実施します。

    ※「文学部専修案内」、「学生便覧」を文学部ホームページの在学生向け情報に掲載していますので、志望系のページについて、各自でダウン ロードしてください。ガイダンス当日も準備しておいてください。

    詳細は、以下のPDFでご覧ください。

    【掲示】1回生ガイダンス2021.pdf

    【掲示】2回生ガイダンス2021.pdf

    臨床倫理学入門コース 募集開始のお知らせ

    2021年 8月29日・9月4日の2日間にわたって、臨床倫理学入門コースを開講いたします。

    本コースは、実際に臨床現場で起こる倫理的な問題について、臨床倫理に関する倫理的・法的な基礎知識を身につけたうえで、実践的な対応策を立てることができるようになることを目標に実施されるコースです。
    日々の臨床で、倫理的な問題に遭遇している方、臨床倫理コンサルテーションや意思決定支援を基本から体系的に学びたい方、受講生同志の議論を通じて様々な視点や考え方を習得したい方、臨床現場の問題や解決方法について策を研究したい方など、多数のご参加をお待ちしています。

    今年度は時勢にかんがみてオンラインでの開催となりますが、ぜひご応募ください

    詳細・お申し込みは以下のURLにアクセスをお願いします(締め切りは7月15日(木)です。ご留意ください)。

    臨床倫理学 入門コース 2021 | 京都大学オープンアカデミー (kyodai-original.co.jp)