児玉聡教授と 林和雄さん(OD) 翻訳のピーター・シンガー『なぜヴィーガンか?:倫理的に食べる』(晶文社、2023年)が京都新聞12月16日夕刊にて紹介されました。
書籍の情報は出版社サイトよりご覧になれます。
石原諒太さんが第17回社会倫理研究奨励賞を受賞しました。
本研究室博士後期課程所属の石原諒太さんが論文「モラル・ベジタリアニズムを擁護する新しい論証:I. M. ヤングの責任の社会的つながりモデルに着目して」(『フィルカル:分析哲学と文化をつなぐ』Vol. 8 No. 1、2023年、334–363頁)で第17回社会倫理研究奨励賞を受賞しました。
論文の講評については南山大学社会倫理研究所のHPをご覧ください。
林和雄さんが関西倫理学会優秀論文賞を受賞しました。
本研究室出身の林和雄さんが論文「J・S・ミルにおける個性の発展」で2023年度関西倫理学会優秀論文賞を受賞しました。
論文は以下のリンクからご覧になれます。
林和雄(2023)「J・S・ミルにおける個性の発展」『倫理学研究』第53巻、72–83頁。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rinrigakukenkyu/53/0/53_72/_article/-char/ja

高木裕貴さんが日本倫理学会和辻賞(著作部門)を受賞しました。
本研究室出身の高木裕貴さんが著書『カントの道徳的人間学:性格と社交の倫理学』(京都大学学術出版界、2023年)で日本倫理学会和辻賞(著作部門)を受賞しました。
『カントの道徳的人間学』については以下の出版社HPをご覧ください。
https://www.kyoto-up.or.jp/9784814004706.html
2023年度臨床倫理学入門コースのご案内
8月8日(火)、9月3日(日)の二日間にわたって、京都大学オープンアカデミー講座臨床倫理学入門コースを開講いたします。
本コースは、実際に臨床現場で起こる倫理的な問題について、臨床倫理に関する倫理的・法的な基礎知識を身につけたうえで、実践的な対応策を立てることができるようになることを目標に実施されます。
今年度は初日はオンラインのみ、二日目はハイブリッド形式での開催となります。また初日と二日目の間に講義をオンデマンドで見ていただくことを予定しています。
詳細・お申し込みにつきましては以下のURLをご覧ください。なお、お申し込みの締め切りは6月25日(日)となります。
https://www.kyodai-original.co.jp/open-academy/program/?no=81
2024年度大学院入試説明会のご案内
思想文化学系大学院入試説明会をオンラインで開催します。
⽇時:2023年5⽉13⽇(土)
参加希望の方は、下記のURLより、2023年5月8日(月)までに以下のURLより参加申し込みをしてください。登録されたメールアドレスに、オンライン説明会参加のためのリンク先をご連絡します。
https://forms.gle/mtUBaXc7r6ZDpiky9
2022年度の修士論文・卒業論文題目を公開します
当研究室で行われている研究の一例として、昨年度(2022年度)に提出された修士論文および卒業論文の題目を公開します。
特に、当研究室への配属・進学をお考えの学部生・大学院生の方は、進学後の研究計画の参考にしてくださればと思います(もちろん、以下に挙げられているものと異なる分野の研究でも問題ありません)。
修士論文
- 死の悪さについての剥奪説に対して対称性問題は説得的な反論になっているのか
- 自殺の現代倫理学的議論について
- 自然な実在論における選言説擁護の検討
- 知覚から知識を得ることはいかにして可能か―マクダウェルの選言説の解釈―
卒業論文
- 人間の安全保障における「人間」の位置づけ
- 進化論的暴露論証を用いた道徳的実在論への懐疑
- D・パーフィットの『理由と人格』における常識道徳についての議論の検討
- ミランダ・フリッカーの証言的正義の徳について
- ポリアモリーの悪さについての倫理学的考察
- 終末期医療に関する倫理的問題について
- スポーツのドーピング禁止は競技者の健康、公平及び平等を促進するのか
- ファッション産業の抱える倫理的問題について
- 愛は道徳よりも大切でありうるか――道徳と愛の分離主義と還元主義の対立から――
- 動物における反出生主義について
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