「情報倫理の構築」プロジェクト

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FINEニューズレター

No. 9, December 2001

巻頭言

本号では、1本の記事と2本の文献紹介をお届けします。清水氏による記事は、目下大 きな関心事となっているES細胞を取り扱ったものです。ES細胞研究に関する日英米そ れぞれのガイドラインが、3つの論点から整理、紹介されています。また、山本氏が 紹介したバカルジエヴァ&フィーンバーグの論文は、リサーチエシックスを扱ったも のであり、実際に著者自身が行ったオンライン上のリサーチで遭遇した事例に基づき つつその重要な倫理的問題点を明らかにしています。そして、新たな取り組みとして 本号より、Ethics and Information Technology誌に掲載された誌上シンポジ ウム講演記事の紹介を連載でお届けすることになりました。その第一弾として、コン ピュータ倫理学の父、ジェームズ・H・ムーアの講演が佐々木氏によって紹介されて います。ここでは、コンピュータ倫理学のありうべき姿が情熱的に論じられています。 以上、3本をお楽しみ下さい。なお、編集長、編集委員ともに、京都大学文学部倫理 学研究室に在籍する学生、院生を中心に構成しておりますので、至らぬ点も多々ある かと思いますが、読者の皆様からのご意見、ご感想、ご指導をお待ち致しております。

FINE京都「情報倫理ニューズレター」編集委員会 編集長
京都大学大学院文学研究科博士後期課程
奥田太郎

読者の皆様へのお願い

このニューズレターはWeb上での公開ですので随時更新致します。 もし引用等される場合には最新バージョンであるかどうかを常にご確認下さい。よろ しくご承知おき下さいますようお願い致します。


CONTENTS

記事

文献紹介


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Last modified: September 02 2001(ver. 1.0)