『情報倫理学研究資料集 IV』目次


注:以下のコンテンツは、2002年6月に刊行された『情報倫理学研究資料集IV』の内容をほぼそのままpdf化したものです。また、引用等で用いる場合には頁数表記のあるペイパー版を参照して下さい。


第一部 論文

  1. 松王政浩「複合現実感技術は何をもたらすのか」
  2. 伊藤和行「コンピュータウイルスの歩み」
  3. 蔵田伸雄「医療情報の電子化とプライバシー再考」
  4. 伊勢田哲治「企業におけるメールプライバシー問題:徳倫理学的アプローチ」
  5. 奥野満里子「患者と市民への情報提供――英国とスウェーデンにおける理念と実践」
  6. 中本幹生「診療記録の開示の範囲、その例外、及び開示対象者の問題――診療記録開示の状況の日独比較――」
  7. 奥野満里子「アイスランドの診療記録・遺伝子・家系データベース――論議と教訓」
  8. 板井孝壱郎「なぜEBMはEthics-Based Medicineでなければならないか?」
  9. 奥田太郎「ホイッスルブローイングの何が問題なのか―哲学的ホイッスルブローイング論の試み」

第二部 文献紹介

  1. J. ウエストフォール「サイバーウーマンとは何か?:サイバースペースにおける第二の性」
  2. C. ハーヴェイ&C. ジベル「人工的状況において収縮する自我:ウォルト・ディズニー・ワールドにおける人間について」
  3. M. バカルジエヴァ&A. フィーンバーグ「オンラインリサーチ倫理」
  4. P. トンプソン「プライバシー、秘密、セキュリティ」
  5. R. マッカーサー「プライバシーの合理的期待」
  6. D. ライオン「未来に顔を向ける:日常の監視のための倫理学を探る」
  7. J. ムーア「もし、アリストテレスがコンピュータ利用のプロフェッショナルだったなら」
  8. フロリディ&サンダース「コンピュータ倫理学の基礎づけに関わる議論をマッピングする」

EIT誌上シンポジウム紹介:コンピュータ倫理学の将来

  1. J. ムーア「コンピュータ倫理学の将来: あなたはまだ何も目にしていない!」
  2. J. ウィッカート「コンピュータ倫理学:将来の方向」
  3. H. タバーニ「哲学的な研究領域としてのコンピュータ倫理学の状況:現代の視野、将来の展望、当面の研究資源」
  4. T. バイナム「コンピュータ倫理学:その誕生と将来」

第三部 FINEフォーラム報告

  1. FINE京都研究会
  2. FINE広島研究会
  3. FINE千葉研究会

第四部 雑誌連載等

  1. 現代を読み解く情報倫理学 水谷雅彦
    1. 医療現場の情報化とEBM
    2. 「工学倫理」について
    3. 韓国の住民登録制度調査報告
    4. テロと情報監視システム
    5. 「常時高速接続時代」をむかえて
    6. サイバー犯罪条約
    7. バイオビジネスと知的財産
    8. ネズミのように「成長」する?
    9. 「2ちゃんねる」という現象
    10. デジタル時代の新「ビジネスモデル」
  2. FINE京都オンライン・ニューズレター(目次)
    1. 文献紹介「地域医療」(『医療とコンピュータ』)
    2. 性同一性障害(Gender Identity Disorder/GID) - 性転換者の戸籍訂正 -
    3. 日経バイオビジネス「遺伝子スパイ事件」
    4. ヒトES細胞研究に関する動向と倫理的問題
    5. SOFTMAN PRODUCTS COMPANY v. ADOBE SYSTEMS INC., C.D. Calif., No. CV 00-04161 DDP (AJWx), 10/19/01判決の著作権侵害の申立てに関する部分の概略
    6. 電子政府と個人情報の安全性
    7. 各国の医師の職業倫理

第五部 プロジェクト活動記録等

  1. 2001年度FINEカレンダー
  2. 海外出張報告
  3. 医療情報倫理ワークショップ
  4. FINEプロジェクト研究報告書リスト

第六部 付録:FINE京都購入図書