FINE京都フォーラム

開催されたFINE京都、および開催予定のFINE京都についてのデータを掲載します。

第1回

1999年9月25日(日)京都大学文学部第2会議室 2:00～5:00

松王政浩「ヴァーチャルリアリティと身体」
井出明 (京都大学大学院情報学研究科)「情報法学について」

第2回

1999年12月4日(土)2:00京都大学文学部第2演習室

板井孝壱郎(明治鍼灸大学非常勤講師) 「電子カルテと医療倫理--レセプト・コンピュータの問題を中心に」
江口聡(京都大学リサーチアソシエイト) 「哲学的プライバシー論に関するサーヴェイ」

第3回FINE京都

1999年12月18日(土) 2:00～4:30 京都大学文学部第2講義室

内井惣七(京都大学教授) 「道徳起源論から進化倫理学へ」
コメント
1. 伊勢田哲治(名古屋大学講師) 内井論文へのコメント「進化論生物学は規範倫理学の役に立つか?」
2. 奥野満里子(学振特別研究員、立命館大学非常勤講師) 「「道徳起源論から進化倫理学へ」についてのコメント--普遍化可能性要件の「見直し」がもたらすもの]
3. 奥田太郎(京都大学文学部)「道徳起源論から進化倫理学へ」に対する8つの質問

第4回

Justin Oakley氏講演会「徳倫理の諸相と情報社会におけるその意義」 "Varieties of Virtue Ethics, and its Relevance in an Information Society"

日時: 2000年1月24日(月) 14時から17時
場所: 京都大学文学部新館第二講義室 (京阪本線出町柳駅から徒歩約10分)
講師:Justin Oakley (Director and Senior Lecturer in Bioethics, Centre for Human Bioethics, Monash University)
講師紹介: オークリー氏は、現在、モナシュ大学のヒューマン・バイオエシックスセンターのディレクターおよび上級講師を勤められています。著書には、Morality and the Emotions (London, Routledge, 1992) やVirtue Ethics and Professional Roles (co-authored with Dean Cocking, 近刊) があります。
要約

第5回

2000年3月4日(土)14:00-17:00 京都大学文学部新館第2講義室

吉田純(京都大学文学研究科助手)「情報ネットワーク社会と公共圏」
菊地建至(京都大学)「個人情報のセルフコントロールと＜アイデンティティ＞」

第6回

2000年5月27日(土）14:00-17:00 京都大学文学部新館第2講義室

羽地亮（関西大学非常勤講師）「機械は自由意志をもつことができるか？」
吉田寛（京都大学大学院）「サイバースペースと現実世界」

第７回(第61回生命倫理研究会と共催）

2000年８月２８日（月）13:00-17:00、29日(火）9:00-16:00 京大会館

  ８月２８日（月曜日）１３：００

   1 平石隆敏   見解の不一致と合意の政策
   2 樫則章 　　自律とパターナリズム
   3 大山明男  「効率と公正」からその外へ
   4 長岡成夫   機会の平等・結果の平等
   5 河野勝彦   家族制度の危機
   6 今村光章   環境と消費の教育
   7 柳沢有吾   国際関係の論理と倫理

  ８月２９日（火曜日） ９：００

   8 伏木信二   医療
   9 粟屋剛     現代医療：人体資源化・商品化と人間の尊厳
  10 夏目隆     環境と経済
  11 高津融男   持続可能な社会と生活の質
  12 徳永哲也   福祉哲学の可能性
  13 蔵田伸雄   科学と社会
  14 伊勢田哲治 技術と社会：工学倫理の観点から

  　　　　　　　　　　１３：００

  15 江口聡     情報共有の倫理性
  16 渡辺啓真   情報化社会におけるアイデンティティ
  17 北尾宏之   マスメディアとプライバシー
  18 安彦一恵   国家--「公共性」あるいは「公（ということ）」をめぐって
  19 田村公江   性と家族：自然と文化の接点
  20 宮路尚子   ジェンダーとセクシュアリティ
  21 角田猛之   日本社会における法と宗教：比較法文化論をもふまえて

第8回

2000年9月16日(土）14:00-17:00 京都大学文学部新館第2講義室

安彦一恵（滋賀大学教育学部教授）「「バーチャル/リアル」という問題　─現代世界の問題として─」
水谷雅彦（京都大学文学研究科教授）「情報倫理学の観点から見た「脳死臓器移植」問題」

第9回

2000年10月21日(土）14:00-17:00 京都大学文学部新館第３講義室

伊藤高司（日本医科大学情報科学センター施設長）「臨床治験におけるモニターシステムと情報倫理」
長島隆（日本医科大学哲学・倫理学教室助教授）「ヒトゲノム解析における遺伝情報と患者のプライバシー」

第10回

2001年4月28日(土）14:00-17:00 京都大学文学部新館第２講義室

上園忠弘（城西国際大学教授）「ホイッスルブローイング」
園田寿（関西大学教授）「インターネットとわいせつ情報」

第11回

2001年6月1日(金) 16:30-18:30 京都大学文学部東館第4講義室

James Dorsey (ダートマス大学助教授) 「空なる故郷/空なる国家：坂口安吾と小林秀雄における思想拒否」("Empty Origins/Empty Nations: The Rejection of Thought in Sakaguchi Ango and Kobayashi Hideo")

第12回

2001年6月29日(金) 17:00-19:00 芝蘭会館2階研究室No.1

Michael A. Smith (国立オーストラリア大学教授) 「行為の意思の自由」("Freedom of Action and Will")

第13回

2001年12月22-23日(土、日) 9:00-18:00 京都大学文学部新館第1、2講義室

 12月22日(土)
 1 河野勝彦「家族の過去と未来」
 2 壽卓三「倫理学は社会科教育に対して何ができるのか？ --公共圏と親密圏の統合という視座から--」
 3 水谷雅彦「プライバシー」
 4 岩崎豪人「工学倫理の方向性」

 12月23日(日)
 1 粟屋剛 「「現代的人体所有権 --ヒト組織・細胞は人類共通の財産か、個人の所有物か？--」
 2 中岡成文 「(医系)倫理委員会の倫理的・社会的役割」
 3 石原孝二 「はじめての工学倫理」と「技術者の倫理」(丸善)の書評
 4 斎藤了文 「工学倫理について」

第14回

2002年3月22日(金) 15:00-17:00 京都大学文学部新館第1講義室

Ludwig Siep (ミュンスター大学教授) 「現代の生命倫理との関わりにおける倫理的諸原理の再考」("Relfections on the Principles of Ethics with Regard to Modern Bioethics")

Last modified: Fri May 25 19:28:20 JST 2001